bknshn’s blog

プログラミング、言語学習(中国語、英語)などについて書きます。GitHub: https://github.com/bknshn

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中央アジア旅行記 2018/6/20 - 2018/6/28 前編

はじめに

中央アジア旅行記です。
友達の一人が田舎に行きたいと言い出したので、学科の友達と三人で中国→カザフスタンウズベキスタンというルートで旅行することに。
ウルムチ(中国)行きの便とタシュケント(ウズベキスタン)から帰ってくる便だけ予約して、途中のホテルやら移動手段やらは現地でなんとかするという方針にしました。

2018/6/20 北京

夕方に北京首都国際空港に到着。
トランジットの都合で半日ほど観光の時間があった。今回の旅の中で唯一の大都市。3人とも中国語がそこそこ話せるので、そこまで苦労はなし。
次の日の便が早朝のため、空港内での宿泊場所を予約。Loungeと言っていたため大したものではないと思っていたが、普通に個別の部屋にベッドが付いていた。ただシャワーやトイレは共有であまり綺麗でなかった。

空港を出て天安門付近を観光。
目の前まで行って毛沢東の写真を拝んだ。北京市内は道路が広すぎてほとんど渡れず、そのために地下通路が整備されているのが面白かった。 f:id:knshn:20180715010235p:plain お決まりの天安門の写真

その後周辺で北京ダックを食べられる店を探し回った。夜9時ごろになったため空いている店が少なく、トゥクトゥクみたいな乗り物に乗せてもらいなんとか入った店では、北京ダックが"没有"と言われ仕方なく別のものを食べた。

ちなみに、中国国内で使えるSIMカードAmazonで買っていったので中国では通信に困ることはなかった。 (1000円程度で安いし香港製なのでGoogleなども使えた) 現地ならもっと安く買えるとは思うが、身分証明書など面倒臭い手続きが必要になるかも。

2018/6/21 ウルムチ - バス - トルファン

早朝の便でウルムチに到着。
ウルムチは中国ウイグル自治区内の都市。 どれほど田舎なのだろうかと心配していたが、中心部は建物なども普通に整備されている感じ。 中国語も訛りこそあるもののバスなどの公的な機関では基本的に通じ、コミュニケーションにはそれほど苦労しなかった。

「南郊バスターミナル」というバス停に着いて、トルファン行きのバスを購入。
16:00出発のため時間を潰すことになる。購入後におっちゃんに話しかけられ、車で送ってくれるという話をしてくれたので、それで行こうかという話になる。しかし結局2人しか乗れないことが判明し断念。結局バスで行くことに。

バスの出発が1時間ぐらい遅れるが、学校の課題などをやりつつ時間を潰してバスに乗る。バスでは指定席で二階のの先頭の席に座り、20:00頃にトルファン到着。

到着後はホテル探し。
1人3000円程度ですごく雰囲気の良さそうなホテルがあったが、夜中の3時までパーティしている客がうるさいらしく断念。ここに泊まれなかったのは残念だった。その後外国人が泊まれないホテルなどもあり、何軒か回ってやっと泊まれる場所を見つける。

夕飯は、泊まれなかったホテルのレストランに戻って食べに行く。
入るとなぜかめちゃくちゃ広いVIPルームに案内されたのが場違いで面白かった。結局あれはなんだったんだろうか。高いサービス料とか取られるのではないかと不安だったが全くそんなことなかった。
特産である羊の肉やフルーツを食べた。 値段に対して一品一品の量が多く、味も美味しかった。 f:id:knshn:20180715005942p:plain

6/22 トルファン観光 - ウルムチ - バス

朝にタクシーの運転手を見つけ、一日中トルファン内を案内してくれることに。これがなかなかファインプレーだった。
トルファンウイグル語しか話せない人も多く、通訳をしてくれたのは助かった。
またタクシーの中に荷物を置きっぱなしにして外に観光に行ったりしたため、途中でこのまま運転手がいなくなったらやばいと不安になったりしたが、ちゃんと待っててくれた。いい人でよかった。

もともとはバスでウルムチに戻る予定だったが、タクシーの運転手によると電車の方が早いし本数多いし安いらしく高速鉄道で行くことに決定。チケットも乗る直前に行けば簡単に取れるらしい。

ご飯を食べたいと行ったら、めちゃくちゃローカルな店に連れて行ってくれた。
店の人は中国語が話せず(おそらくウイグル語?)、運転手の人に通訳してもらいながら包子を食べる。まあまあ美味しかった。
もう少し食べたいというと、ナン?という食べ物を出される。 干したパンみたいな感じで、現地の人が食べる保存料理的なもの。 とにかく味がなくて硬かったのが特徴的だった。

二つの観光地を二つ訪問。

  • 交河故城
    ひたすら遺跡が広がっていた。 年に数回しか降らないという雨が降ったが、全てが一瞬で土に吸収されて水はけの良さを感じた。 f:id:knshn:20180715005321p:plain

  • 火焔山
    景色が綺麗すぎた。
    f:id:knshn:20180715005348p:plain 写真だとこの魅力の半分も伝えられないのですが、とにかく赤くてでかくて壮観でした。

観光を回りすぎて時間が押しになって急いで高速鉄道の駅に向かう。
便を逃してしまうとその次のアルマトイ行きのバスを逃してしまうのでこの時は結構焦った。 ギリギリでなんとか无座(席なし)のチケットを3枚買う。

北京から出ている高速鉄道で、大きな荷物を抱えて疲れた様子の人がたくさんいた。
北京から乗っている人はもうすでに30時間以上乗っているらしい。にわかに信じがたかった。 初めは車両と車両の間の微妙なスペースに立っていたが、中国の旅人風のおっちゃんが大量に喫煙し始めたので車両の中の方に避難した。
旅の荷物を抱えて狭い電車の中でずっと立っていないと行けないのがちょっとつらかったが、2時間ぐらいしたらウルムチに到着。

ウルムチからアルマトイへの国際バスに乗る。
ここからが悪夢の始まりだった(…?)

つづく
中央アジア旅行記 2018/6/20 - 2018/6/28 中編